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GINZA MATSUYA 決定!!一日講座

銀座松屋にて、少し先の話ですがフラワーアレンジメント「バレンタインの花」にて、
一日講座をさせていただけることとなりました。

心からほんとうに!嬉しいです。

詳細はまた近くなりましたら、お知らせさせて頂きます。
日程は2008年 1月26日(土) 午後2時~4時
松屋友の会会報誌[Positive]12月号(11月20日郵便局一斉発送分)の掲載予定です。

8月にこの企画を練っていることをブログ(8月10日)に書かせて頂きましたが、
そんな気持ちを大切に、そして銀座の似合う素敵な女性に向けてデザインさせて戴きました。

ぜひ、多くのご参加を楽しみにお待ちしております。

それまで私もさらに私を磨いておきます。
そして、松屋 K様、本当に有難うございます。精一杯させて頂きます。

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写真は作品とは全く異なります。関係ないイメージのみです。
                   Copyright 2007 RYOKO, Allright reserved.
# by bouquets_ryoko | 2007-09-20 08:10 | News | Comments(0)

IKEBANA International 2

昨日の一葉式のデモンストレーションについてお話しします。

三代目 粕屋明弘氏は、剣山を使わない独自のスタイルを構築、無限に展開する舞台挿花を始め、新しい作風を試み続け、国内はもとより、海外でデモンストレーション、実技指導を積極的に行い、現代いけばなの普及に努めていらっしゃいます。昭和57年に最初の「植間(はなはざま)」を出版以来、いま、最も注目されている現代いけばな作家のお一人です。

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私は初めて拝見する流派でしたし、剣山を使わない方法は、他の流派でも形によっては使われる方法ですが、特に独自のスタイルを構築されていることだったので、花卉が運ばれる時からとても興味深く見せて頂きました。
約2時間、4作品ほど、少し早い秋を満喫させて頂きました。
竹を素材や花卉に使われていることが印象的でした。

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海外でデモンストレーションされることが多いせいか、とても日本を強調するものを選択されている印象がありました。



私の意見ですが、「日本を強調するものを選択している」。。。
異文化というものは、受け入れる側にかならず参照出来る何かがないと移入出来ないのではないかと私は思ってきました。西洋の風習で、現在では日本にすっかりなじんだ瞬く間に広まったものもあれば、強制されても一向に受容されなかったものもある。
文化とはとても選択的な一面があると。

海外で生活しながら花をならってみると、西洋のフラワーアレンジメントがどうやって生活に溶け込んでいるかを体感します。それがしたくて、現地で勉強するといっても過言ではないのですが、その時に私は、生活しながら食事でもなんでもこれは日本で使えるか、使えないか、選択している自分がいました。

例えば、この花のアレンジは日本の仕事で使えるか、そうでないか。食材でも洋服でも何でもそうですが、生活にフィットするかどうか。いい方を変えてみると、意外にシビアで受容できるかできないか、判別しているのでしょうか。それは実際体感しているせいか、その選択結果に経験的にあまり間違いはないようです。

しかし、この「日本的なものを強調している」場合、異文化だからこそ受け取る側は、特に、面白く、興味深く、提供者も表現することに意義を感じるのではないでしょうか。ここから発信された情報が、さらに新しい解釈や文化を生み出して行く可能性もあるし、受け入れる側に必ず参照出来る器がなくとも、崇高ななにかいい言葉が見つからないけれど、リスペクト出来る何か・・・存在があることに意味があるのでしょうか。
考えていきたい課題の一つです。

最近は流儀花全体の流れに、大木を使うことなどに対して、世界的に環境問題の事を問題視されることもあるようです。
今回は、大きな集まりでもないせいか、そこまで大きなものは使われていませんでした。



個人的ですが、私自身は昨年10月の世界大会の頃は、体調を崩していたため、その時のベストを尽くしたつもりですが、やはり心身共に健康な状態で作品を見て、感じることは素晴らしく、またそれが出来ることは本当に恵まれているなあと、とてもひと言ではお話し出来ませんが、実感しました。今回は平日に参加することにもすこし感動しました。

健康は本当に大切な財産ですね。どうぞみなさまも健康な秋を!
# by bouquets_ryoko | 2007-09-13 21:46 | Diary

Ikebana International 1

IKEBANA Internationalにて、Domestic Chapter’s Table(例会)に出席してきました。
今回はいけばなデモンストレーション 一葉式のいけ花 お家元 粗谷明弘先生。

私はいけばな、小原流のおけいこをしています。
今回の流派を私は初めて拝見するので、とても楽しみにしていました。

その前に、私も会員でもあるIKEBANA International を紹介します。       

1956年、いけばなの精神と芸術性に深い感銘を受けた米国人女性により、
「花を通じて友好を」をモットーに東京に設立された国際的な文化団体です。
国籍も所属流派も多様な会員が、いけばなとそれに関連した日本の文化・芸術の紹介を通して相互理解と友好を深める活動をしています。
今日では全世界60カ国165支部が設立されています。

名誉総裁に高円宮妃殿下、各流派のお家元、世界各国の大使婦人、・・・そしてもちろん私の様な花を愛する一般の会員が世界中に在籍して実際に活動をしております。

昨年2006年10月に、5年に一度、世界大会が東京で開かれました。
世界中からいけばなを愛する人々が、花を活けるために世界中から来日して(もちろん一般人含む)、沢山の花の作品が並びました。それはそれは熱心です。
私は、東京支部の会員として、各ブースにそれぞれの作品をいけこむ時間、受付とお手伝いをボランティアで参加しました。
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まさに国籍と流派を越えて、花を各々が活けこむ、美を生み出している姿は本当に色々な事を私に感じさせ、勉強させて頂く時間となりました。

出来上がっていく作品を拝見していると、通常各流派により、少しずつ花材の使い方、活け方は異なるのですが、それに加え、同じ素材でもなぜか表現の方法の違いかお国柄を感じさせられたり、新たな視点を与えている事への驚きと刺激を受けました。同じ花材でも決して一方方向からでない「こだわり」のない使い方をされた作品を真の当たりにして、衝撃と静かな感動を覚えたりもしました。

そして実際に活けられている姿を見ていると、それが奇をてらっているのではないことが、手に取る様にわかります。つまり、その方の自然な表現なのだと伝わってきます。

花を活けることだけではないのですが、ものごとを観る視点は、こだわらず柔らかく…、多角的に観る柔軟性の大切さをとても思いました。

もちろん、正統な伝統を受け継がれている事を感じられる花もきれいです。

そして全体の印象ですが、非常に植物・花材の本来の良さを生かされているようでした。私があまり得意としない人工的なモノとの少し強制的なあいまいな表現を受けることが、少なかったことも私には嬉しかったのかもしれません。とても個人的ですが。

参加者は日本人・外国人の差異はなく、知識の量は本当に素晴らしく豊かで、お手伝いのはずが私もすっかりお話に引き込まれてしまって教わることもしばしばでした。

お家元クラスが活けられる作品も、もちろんそれは素晴らしいです。
しかし、その他の方達の想像以上のエネルギーに圧倒されたのを覚えています。真摯な姿勢と気持ちそして情熱を感じ、頭の下がる思いと私の中で忘れかけていた大切なものと思い出させて頂きました。

実際私は海外でアレンジメントを学びに行った際も、各地に会員の方の活躍されているお話をミミにしました。そして、花の勉強していると、ヨーロッパなどでは特に現在は「日本ブーム」ということもありますが、「いけばな」について興味を示されました。

アレンジメントとの一番の違いは? 、精神性について、花の扱い方、空間の考え方・・・、その教室では私一人が日本人ということもあってか、とてもとても沢山の質問が飛び交いました。実際、私自身に異文化であるアレンジメントといけばなについて、どれくらい理解していているかということを聞かれて試されていて、また仮にも日本の代表として、私は毎回真剣そのものでした。

多くのアレンジメントの歴史の本でも、いけばなの事はずいぶん詳しく書かれているので、客観的に日本の伝統を海外でも私は知ることになって、とても新鮮だったことを記憶していますし、時に恥ずかしいなあと反省し、その為私も自分なりに勉強をしました。

なぜなら、とても大事な伝統文化であることを認識し、多くの世界の文化人に深く愛されている芸術になっていることを身をもって実感しているからです。
だからこそ、私には多くの流派を知り、自身の流派を学ぶことを努めています。実際とても楽しく、興味深い事の一つとなっています。私の勉強し続けていたいことの一つです。
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長くなりましたが、一葉式についてまだ何もふれていませんので、この続きは明日お届け致します。
# by bouquets_ryoko | 2007-09-12 23:45 | Diary

bouquet ちょこっと個性

夜の2次会でのブーケにいかがですか。

夜景のきれいなレストランで、素敵な夜の大人のパーティー。

ドレスは光沢のある上質なシルクの濃紺、裾にはしっかりスリットが入ったスレンダーな、そして女性を感じさせるタイトなライン、でもシンプルなドレス。
大人の女性を際立たせ、少し可愛らしいところも。

そして、欧米のウエディングで欠かせない”Something four”のひとつ、
Something Bleu をとりいれたこと。もうひとつ、この年新種とされた蘭の「シュガーベイビー」を使って、Something new。。。。。。

心地いい音楽とゆったりとしたお祝いの時間を豊かな友人達と一緒に。

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# by bouquets_ryoko | 2007-09-07 22:43 | Bouquets or Weddin

bouquet 真夏のウエディング

大切な高校時代からの友人の一人のMっつーの紹介でお会いすることが出来ました。
そして、そののち彼女自身のも担当させて頂いたのですが!いつもありがとう。


初めて花嫁さんに会ったら、この写真を渡されました。
その彼女は、とってもスレンダー、聡明そうで洗練された印象でした。
ご本人もお育ちになったというフランスはParis にいらっしゃるお母様から送られてきたドレスのセットだそうで、ブーケをオーダーして下さいました。

ご友人達とのお披露目会をするからと。

真夏の日差しにとってもきれいに映えるグリーンのドレスには、カジュアルな大きい百合のブーケにしました。(写真よりももっと明るいグリーンです。)

フランスといえば「薔薇」…も考えたけれど、夏の花のヒマワリもいいなともおもったけれど、とても華やかな笑顔と清楚さが印象的で、決めました。。。。。

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真夏のウエディングがとてもよく似合うお2人でした。

皆さんだったら、どんなブーケにされますか?
# by bouquets_ryoko | 2007-09-07 21:45 | Bouquets or Weddin

フラワーアレンジメント、テーブルセッティングの講座情報、作品の紹介をしています。


by Bouquets_ryoko