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小堀遠州展とオランダ

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銀座松屋にてヴァレンタインの花「ハートアレンジ」1月26日(土)午後2時~4時
の講座のサンプルを3階松屋友の会のコーナーで置いて頂いています。
先月は生花を置かせて頂いていました。当日は本当に綺麗でフレッシュな生花でのアレンジを致します。雰囲気、大きさなどよかったらお立ち寄りの際にでもご覧下さいませ。
講座のご参加をお待ちしております。
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今日はその為、銀座松屋に伺い、この新春のバーゲン等々色々な誘惑のある中、やっとの思いで年末から見たかった8階の大催事場でされている「小堀遠州 美の出会い展」に行ってきました。
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松屋銀座K様、ご厚意で招待券を戴き、新春のひとときを堪能させて頂きました。本当に見たかったので、感謝です。有り難うございます。

小堀遠州は茶道を多くの人に広め、また茶道を通じて多くの美を追究していきました。
遠州が生きた「寛永」とは、不安定な世情を反映して「かぶきの美」が流行した織部の時代が終わり、平和を謳歌する様に王朝文化の古典主義的な美や、均整の取れた優美な装飾性と繊細さが求められる様になった時代です。そして、その新しい美意識を象徴する言葉こそが、「綺麗」でした。
精神的には利休、織部を継承しながら、遠州が気品のある白い茶碗を使い、明るく総合的なしつらえに徹したのは、時代を映すモノだったのかもしれません。それゆえ、遠州のお茶は「綺麗さび」とよばれるようになったようです。

一方で寺社や城郭の造営や庭園を手がけるなど多方面に優れた才能を発揮し、茶道具や茶室全体の調和までを考えた遠州は多くの新しいデザインの道具を海外にまで発注しています。そのように総合的な芸術家でもあり、一流の文化人の一人とされています。

新春のひととき、美の出会いが織りなした名品をよかったら14日まで開催されていますので、ご覧下さい。

私は名品の数々、そして実際の茶室「利庵」ととても興味深く拝見しましたが、いろいろ勉強課題も増えて、帰ってきました。それにしても海外、中国をはじめ、オランダまでデザインを発注していたとはその追求心には驚かせました。

お茶というと、私は日蘭友好400年の年に、オランダ、日本とゆかりの深いライデンという都市で祭典があり、私もその年参加しました。
近くの大学には日本語学科もあり、そしてシーボルトが多くの日本文化を最初に広めた土地でもあります。
その際に、私は茶道と小原流の生け花のステージにてお茶のデモンストレーションをさせて頂きました。私は着物姿で、オランダのニュースでテレビに紹介もされていたらしいです。
当時、当然ながら自分で着物を海外で着て、またそれまで何度となく練習を重ねた所作を発表する等、いけばなの説明をするため役割を果たすことと精一杯でしたが、今では非常に良い思い出です。

町並みも非常に美しい都市でした。柳と光と水の美しい都市という印象があります。
ステージで使ったお花を後日、少し郊外の老人ホームにお届けした際の出来事も非常に思い出深い出来事の一つです。

いずれにしてもオランダという、少し離れた異国に日本文化が愛されていることを感じた、経験でした。同時にヤン・ヨウステン、のちの三浦按針が当時日本に来日していたことを感謝しています。もし彼が来ていなかったら、私はオランダに行かれなかったかもしれませんから。。。。。

新春らしい美しさでした。
by bouquets_ryoko | 2008-01-06 15:00 | Diary

フラワーアレンジメント、テーブルセッティングの講座情報、作品の紹介をしています。


by Bouquets_ryoko