Geometry of Light BY ALYSON SHOTZ
2011年 09月 29日
来てよかった!
贅沢な空間は溢れるような自然光の中でキラキラと秋の午後を照らしていました。
秋晴れの綺麗な空の下で、見てみたいなあと思う作品がありました。
ちょうど表参道に用事があったので、立ち寄ってみました。
そこは 表参道の7階。東京の景色を取り囲んでいるガラス張りの空間。
ルイ・ヴィトン 表参道店の7階はエスパス ルイ・ヴィトン東京http://www.espacelouisvuittontokyo.com/
アートスペースが展開されています。
今回はアメリカ人作家アリソン・ショッツ、インスタレーション。作品が日本に正式に紹介されるのは、今回が初となります。
見る人によっても角度によっても…晴れているのか
曇っているのか、それとも雨。
天候によっても、また訪れる時間によっても展開するもの見えるもの色も変わる、
体感できる作品です。
作者が2007年にニューヨークのグッゲンハイム美術館での展示をした時に際した関連の記事を読んでから私はぜひ本物を見てみたいなあと思っていたのでした!
本エキシビション『GEOMETRY OF LIGHT』
「時間の中で静止した光を見るとどんなふうに見えるでしょうか」という言葉は、アリソン・ショッツの出発点を象徴しているそうです。
アリソン・ショッツは、あらゆる現在的な材料や素材と媒体を幅広く扱い、それらの境界線を曖昧にすることで知られる彫刻家です。自然のプロセスに対する感覚と省察の境界面で成立しているともいわれます。
ここ10年間パブリックスペースおよびプライベートスペース向けの彫刻およびインスタレーションを制作し、様々な素材をとおして、新しい、予想外かつ往々にして目を見張る視覚効果を生み出してきました。
物理学に関心のあるアリソン・ショッツは、物質界の基本要素である重力や空間や光といった目に見えない力を視覚化するために工業的な材料、鏡やステンレスを用います。こうした材料は、美術の観点からも、決して見逃せないものであることが証明されました。ショッツは、「宇宙が何でできているか(空間とは何か、物質とは何か)という疑問は、彫刻やアートが何であるかということの基本であるように思えるのです」と述べています。
2010年度ポロック・クラズナー賞、2007年度サン・ゴーダン記念フェローシップを授与されるとともに、イェール大学アート・ギャラリーの2005-2006年度ハッピー&ボブ・ドラン・アーティスト・イン・レジデンスを務めました。
彼女の作品は、ホイットニー美術館、ロサンゼルス郡美術館(LACMA)、ハーシュホーン博物館と彫刻の庭、サンフランシスコ近代美術館、ジョージア州アトランタのハイ美術館、ニューヨークのグッゲンハイム美術館といった多数のパブリック・コレクションにも収蔵されています。http://derekeller.com/alysonshotz.html
ひとつひとつのレンズは手でカットされたもので、全て異なるため、見る人の目には、作品全体が人間味のあるものとして映るのだそうです。
年内は開催しているようなので、次はお天気も時間も違う時に訪れてみたいです。
夜もいいかなあと思います
○お写真は許可を頂いています。
by bouquets_ryoko
| 2011-09-29 23:07
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