小さくなったらお花たち
2011年 03月 01日
今日から三月。水仙などの春のお花も彩り始めています。少し前に撮影した写真です。
さて、お花をきれいに活けて、作品を飾っていても、…どうしても時間が経つとお花もデザインも変化します。
いつもわたしはお花が大好きだからこそ、活けさせてもらってありがとうと思いながら、最後まで少しでも長持ちするように、水切りをして…小さな花卉に飾って食卓などに置いて楽しみます。
ちょっとでも長く元気なお花を愉しめるように
そんな小さく、短くなったお花たちと仲良くいられるように、日ごろから集めているものがあります。写真にあるような小さな瓶たちです。それもいろいろな形のものです。
これよりももっともっと小さなものもあり、お引っ越ししていくのです。それはまるで「ヤドカリ」の反対版とでもいいましょうか。
かならずお花は答えてくれますし、優しい気持ちになるひと時です。
最近はお教室に来て下さる方たちともお話するのですが、活けたお花、枝ものの植物の持ちが良いのか、…葉っぱや根が場合によっては出てきて、挿し木することも!なかなか楽しい情報交換をしつつ、気がついたことがあります。
何よりも嬉しいのは、そのお話してくださる方々の表情はとってもやわらかく綺麗なことです。
日々心を遣い、「 なにかを愛おしむ」その気持ちがそうさせるのかもしれないなあと思うのです。
by bouquets_ryoko
| 2011-03-01 21:55
| Diary